昨日、元ヤクルトスワローズ矢野和哉氏からメールを頂きました。

メールの内容は、現在矢野氏は某高校野球部で技術指導を行っています。その高校の投手が、矢野氏が指導する以前に肩(関節唇損傷)を痛め、投球ができず落ち込み長い間苦しんでいたそうです。

矢野氏が指導を開始後、私の治療院(Kスポーツマッサージ鍼灸院)にその選手を連れて相談に来てくれました。矢野氏、選手には関節唇損傷があってもすべての症例が投球できなくなることではなく、肩関節周辺組織の機能(柔軟性、筋力)回復を地道に最低3~4ヶ月やることで、投球に必要な肩周辺の機能バランスが回復し肩痛が消失、投球可能になるケースが多いので、まずリハビリをしっかりやりましょうと話をしました。段階的なリハビリプログラムを作成・指導し、遠方ということもあり通院してもらうのではなく学校で実施してもらいました。

定期的に矢野氏から選手の状態を報告してもらっていましたが、この学生は非常に熱心にリハビリに取り組み、他の投手にも肩や肩甲骨、コアのプログラムを教えてくれ、現在ではチームで行うようになっているそうです。

この選手には、当院が投球障害肩に対して実施している肩関節機能評価(8項目 28種)を行い、2016年12月12日初診時( 10.5点/35点)から、2か月後の2017年2月13日来院時(26.5点/35点 改善点:股関節の柔軟性、コアの安定性、腱板筋力の向上)が改善され、この時点でキャッチボールを許可し、矢野氏からは投球障害に繋がる問題となっている投球フォームの修正に着手していただき現在は肩痛なく投球可能になり、7月から始まる夏の予選に臨むまでになりました。

この選手が、「諦めないでやる大切さ、チームメイトとのコミュニケーションの重要性をリハビリから学び」そして「野球(怪我)で悩むことより、学ぶことの喜びを感じることができました」と思ってくれたようです。

この言葉を読んで“トレーナーとしてアスリートに貢献することができたのかな“と感動しました。