嬉しい電話を頂きました。

本日、高校球児の母親からお礼の電話が入りました。現在高校1年生のA君、中学生の時ボーイズリーグに所属し肘の内側痛(内側側副靭帯損傷)に悩まされながら中学3年間を送り、高校へは某強豪校へ特待生ではなく一般入学で野球部に入りました。高校入試後、受験勉強で半年間休んでいた野球の練習を再開しましたが軽く投げても肘内側痛が強く出る状態で、開業医では野球を続けるのは難しいのではないかと言われ、非常にショックを受け「もう野球をやめる」とふさぎ込んでいたそうです。その時期に私の治療院に母親から連絡が入り、A君と母親が来院しました。

一応問診、徒手検査をさせていただきましたが、その時のA君の様子は、怪我の状態よりも精神状態がかなりふさぎ込んだ状態で、受け応えも小さな声で、我が子を思う母親は心配の極限を超え対話中泣き出してしまう場面が見られ、私も対応に苦労したのを覚えています。私からは「本当に好きな野球をそんなに簡単に諦められるの?せっかく努力して強豪校に入ったのに今までの努力を無駄にするのはもったいない、野球を諦めるのはいつでもできるよ。損傷の程度にもよるけれど、今までこの治療院に来た高校・大学生の中には手術をしなくてもリハビリを3~4か月間しっかりやってまた野球をしている選手は何人もいることを伝えました。そして、母親・本人にスポーツドクターの診察を受けることを勧め、損傷の程度をもう一度しっかり把握して、それから今後のことをしっかり考えましょう」と、かなりの時間を割き選手の話に耳を傾け、そしてこちらの意見を伝えました。

ポジションが内野手ということもあり手術ではなく保存療法で治療をすることになりました。4月からリハビリと投球フォーム修正を平行して行い、幸い3か月半でほぼ全力投球が可能になり、8月の新チームから全体練習に合流しました。

本日の電話で「ふさぎ込んでいた時期に時間を取っていただき色々と親身になって相談に乗ってくださり本当にありがとうございました。野球を諦めなくてよかったです。先生のアドバイスがなければ息子は野球を続けていなかったと思います。現在はメンバーにも入り頑張っています。息子が本当に明るくなりました。おそらく来春の甲子園に選抜され出場できそうです」と連絡を頂きました。
こういう連絡を頂くとトレーナー冥利に尽きます。元気がでます。誠意・熱意・信念の大切さを改めて確認しました。