ヤクルトスワローズOBの呟き

3月1日キャプテン山田選手が巨人とのオープン戦で左指の腱を脱臼し開幕までには間に合わないことが先日報道されました。キャンプ中盤には正捕手の中村選手が下半身のコンディショニング不良で離脱し、現在は1軍復帰に向けて2軍で最終調整をしている中、昨年左前十字靭帯断裂で再建術を受け、リハビリに専念していたリードオフマンの塩見選手が4日に約10か月ぶりに1軍のオープン戦に出場したのは今季のスワローズにとって大きな戦力回復になります。

また、奥川選手が春季キャンプ後半に下半身のコンディショニング不良で一時戦列を離脱し心配していましたが、8日の広島とのオープン戦に登板し好投、14日には高津監督が奥川投手を開幕投手に指名しヤクルトOBとしては喜んでいた矢先、今日(3月15日)の報道で村上選手が上半身コンディショニング不良により開幕までに回復するのは難しい状況と伝わってきました。山田、村上両主力メンバーを欠いて開幕を迎えなければいけない状況は非常にスワローズにとって厳しい状況です。

ここ数年スワローズは主力にけが人が続出してベストメンバーをなかなか組めないシーズンが続き成績も低迷しています。私の情報源は報道ベースでしかありませんが、トレーナーOBとして現場、フロントスタッフの方達は必死になって怪我を減らすために何が必要か、足りないものはないか、この問題に取り組んでいると思います。

人一倍負けず嫌いな高津監督も、ここ数年はベストメンバーを組めずチームが低迷していることに悔しい思いを募らせていると思います。高津監督は私がトレーナーとして在籍していた時、クローザーとして1992年セリーグチャンピョン、1993年日本一に大活躍した選手です。非常に我慢強い人ですから、現在のチーム状況でも決して人のせいにしたり、当たったりする人ではありません。それだけにまた高津監督に日本一の監督に返り咲いてほしいと思っています。

強いスワローズをまた築くには何かを変えていかないといけない時期に来たのではないかと感じています。私もこの問題を解決するためにどうすべきか問われても、明確な答えは持ち合わせていません。

今年1月、3名のプロ野球選手の自主トレに18日間帯同し食事、柔軟性、体に負担の少ない機能的な動きの重要性を改めて感じました。そこで感じた事を書いてみます。

先ず食事では、自主トレ中の鍛錬期ですからたんぱく質の摂取は重要ですが、特に動物性たんぱく質の摂取に比べ野菜の摂取がかなり少なかったことです。野菜不足は筋肉の働きに関与しているカリウムやマグネシウムが不足しがちになり、筋肉のけいれんやパフォーマンス低下を引き起こす可能性が考えられます。また、ビタミンC・Eなど抗酸化ビタミン不足による筋肉の炎症や損傷の回復が遅くなることも考えられます。

選手たちはサプリメントを摂取しているようですが、野菜など食物からのビタミン、ミネラルの摂取も増やすようにアドバイスをさせてもらいました。

柔軟性に関しては、選手との会話、実際にトレーニング指導をして感じた事は、技術練習同様にコンディショニングの重要性は認識していましたが、普段から柔軟性を高めるトレーニングをさほど重要視して行っていないことが浮き彫りになりました。柔軟性が欠如している状態では、筋力の出力を高めるトレーニングを実施し獲得しても、パフォーマンスを高め体に負担の少ない機能的な動作を獲得することは難しいと私は感じています。

自主トレでは午前中の体力トレ、午後の技術トレ時間内で計2時間30分を柔軟性向上のプログラムを組み入れ実施しました。

その甲斐あってか、指導した3名の中にスワローズの選手が1名いますが、オープン戦では戦力として活躍しています。彼にはこのまま今シーズンを戦ってくれることを期待しています。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

This site uses Akismet to reduce spam. Learn how your comment data is processed.

お知らせ

前の記事

年末年始休暇