野球肩、野球肘、腰痛で悩んでいる高校野球選手へ
毎年の事ですが、5月中旬からこの時期になると野球肩、野球肘、腰痛で悩んでいる高校球児の当院への受診が多くなってきます。まだこの時期に来院してくれる選手は良いのですが、夏の大会予選が始まる1週間ぐらい前になって何とかしてほしいという選手も多くいます。当院のホームページを検索し、来院してくれるの嬉しいことですが、症状によっては残念ながら大会までに完治するのが難しい症例もいます。もう少し早い時期に来院してくれればと残念に思うことも多々あります。
当院では、来院時に問診、野球に特化した機能評価をしっかりと行い、必要な時には連携している各部位専門のスポーツドクターに精査を依頼し、確定診断をもとに痛み、炎症を改善する鍼灸マッサージ施術と筋力、可動域、柔軟性、動作改善を目的としたコンディショニングプログラムを併用して症状の改善、再発予防を行っています。
単純に筋肉疲労による機能低下や軽い炎症であればよいのですが、軽度以上の症状を改善するまでには当然時間が必要になります。
最近、当院を卒業した高校球児には腰椎分離症(終末期)のリハビリを受けた選手2名(投手、内野手)、内側側副靭帯部分断裂(内野手)、腱板炎・肩甲骨機能不全2名(投手)、肩甲骨機能不全(内野手)、離断性骨軟骨炎(投手、この選手は下半身の使い方と投球フォーム修正を実施)がいます。
症状が改善し、当院から卒業していくときに「ありがとうございました」と嬉しそうに言ってくれる顔を見ると、私も最高に嬉しくなります。
彼らたちは、今後、チームの練習と併用して時間を見つけて当院で実施したコンディショニングプログラムを継続してくれるので夏の大会には間に合いますが、もし現在怪我で十分な練習ができないで悩んでいる高校球児がいたら、症状にもよりますがあきらめずに一度当院に相談してみてください。
あと約1か月後に始まる夏の予選に怪我で試合出場を断念することがないように!
当院ホームページ:https://k-sportsmassage.jp/