血管の老化を防ぐ物質『一酸化窒素(NO)』

健康を維持するためにはバランスの取れた食事、質の高い睡眠、そして適度な運動を継続することが大切です。

ここでは適度な運動について話をします。
運動には100mや200mなどの短距離走やウエイトトレーニングなど負荷強度が高く、運動に利用されるエネルギーを体内で産生する際に酸素を使わない無酸素運動と、ジョギングやエアロバイクなど比較的負荷強度が低く運動に利用されるエネルギーを血液中の酸素を利用して産生する有酸素運動があります。

血管の老化を防ぐには有酸素運動が効果的です。運動方法としては心臓に負担のかからない程度の負荷強度で20分~30分間継続できる運動(ジョギング、水泳、エアロバイク等)をおこなうことで、血管の老化を防ぐ物質『一酸化窒素(NO)』が血管の内皮細胞(血管の内側)から放出されます。一酸化窒素は1980年代後半に発見された物質で、血管を広げ柔らかくし、血圧を安定させ、動脈硬化を防ぐ作用があることが分かっています。
定期的に有酸素運動を生活の中に取り入れ血管の老化防止に努めましょう!

また、一酸化窒素は病原体に対して攻撃をするT細胞が活性化したエフェクター細胞からも産生され、感染防御に関与していることが報告されています。

T細胞(エフェクター細胞)
T細胞は、骨髄で作られる白血球の中にあるリンパ球の一種で、T細胞は細菌が体内に侵入すると活発になり身体を防御し、一度侵入してきた病原体を記憶し、以後それに基づいてすばやく反応し、細菌を体外に排除する働きをします。

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